ゴルフ初心者の上達に必要な期間と方法 〜4か月で100切りに成功した僕が短期間での上達の秘訣を紹介します!
こんにちは、あっさんです。僕は初心者からゴルフを始めて4か月で100切り、1年で70台を達成しました。現時点でゴルフ歴は合計3年、ベストスコアは75です。
「一年間でそれだけ上達したってことは、レッスンもみっちり通って練習も毎日してたんでしょ」と思われる方もいるかもしれません。
しかし、僕は最初の一年間はレッスンに一度も通っていません。打ちっぱなしでの練習も週に3回のみでした。
今回は、僕が上達にかかった期間と具体的なスコア、そして短期間で上達に成功した際に行っていた工夫をお伝えします。
上達の経過・かかった期間
概ねこのような流れでした。実際のスコアをグラフで表すと、以下のようになります。
俗に、~切りといわれるスコアを出すのにかかった期間は以下の通りです。
100切り: 4か月
90切り: 5か月
85切り: 7か月
80切り:12か月
注目すべきポイント
①100切りに要した期間は4ヶ月
初心者ゴルファーを卒業した、と判断される基準は100切りであることが多いです。
ゴルフを始めた方は、まずここを目指されるのがいいと思います。
自分の場合は、始めてから4か月で100切りに成功しました。
初ラウンドが130だったので、30打を4か月で縮めた計算になりますね。
僕は大学の授業があったため週3回の練習にとどまりましたが、もう少しゴルフに専念できる方なら、3か月ほどでも100切りは可能だと思います。
このように、工夫次第で初心者の方でも短期間で100切りに成功するのは簡単です。練習場に足繁く通う必要もありません。
ただし、後述しますが、ある工夫が必要になってきます。
②90切りから80切り(70台達成)までは、およそ8ヶ月
70台を出せるようになったら、社会人ゴルファーの中では上級者と呼んでも差し支えないと思います。
多くの社会人ゴルファーの最終目標は、80切り・70台達成でしょう。
僕の場合、80切りを達成するまでにかかった期間は1年間です。90切りを達成してからは8ヶ月かかりました。
現在のベストスコアである75に至っては、78を出してから2年かかりました。初めは4か月で30打縮められていたのが、3打縮めるのに2年です。
要するに、スコアは、レベルが上がるにつれて縮めるのに必要な時間がそれまでより格段に長くなるということです。学校のテストと同じですね。普段30点を取っていた人が50点を取るのと、普段90点の人が100点を取るのでは難易度が全く違います。
そして、工夫をせずに漫然と練習を続けていては、上達にかかる時間はどんどん長くなっていきます。キャディバイトで出会ったお客さんの中には10年、20年とゴルフを続けていても100を切ることができず、初心者を卒業できない人も居ました。
このような観点からも、短期間での上達には工夫が必要なのです。
100切りのために必要なもの
さて、今回はゴルフを始めたばかりの方向けの記事であるため、100切りを達成するために必要なものについて解説します。
工夫が必要である、ということは先ほども述べました。週に2、3回練習場に行き、ただ何も考えずに球を打つだけで上達するなら苦労はありません。
結論から言うと、100切りに必要なものはスマホとPDCAサイクルです。
スマホとPDCAサイクル
スマホとは、具体的にはメモ・カメラ・youtubeアプリが入ったスマホです。
そして、これらを用いてPDCAサイクルを回すのです。
PDCAサイクルとは
Plan(計画)、Do(実行)、Check(測定・評価)、Action(対策・改善)の仮説・検証型プロセスを循環させ、マネジメントの品質を高めようという概念。
(野村総合研究所HPより引用)
要するに、段階を踏んで仮説・検証というプロセスを繰り返して改善を目指すという考え方です。ビジネスの現場で用いられることが多いのですが、これをゴルフに応用します。
PDCAサイクルの回し方
PDCAサイクルの各プロセスにおいて、一般的に何が行われるのかを見ていきます。
- Plan
目標を設定し、実行計画を立案します。その際、ただ闇雲に目標を立てたり、過去のやり方を踏襲した計画を立てるのではなく、なぜそのような目標を立てるのか、なぜそのような実行計画を立てるのか、自らの仮説に立脚した論理的なPlanである必要があります。- Do
計画を実行に移します。- Check
実行した内容の検証を行います。特に計画通りに実行できなかった場合、なぜ計画通りに実行できなかったのか、要因分析を入念に行う必要があります。- Action
検証結果を受け、今後どのような対策や改善を行っていくべきかを検討します。Checkで仮説の検証、要因分析がしっかりと行えないと、誤った対応策を立てることがあるため、注意が必要です。 生産・品質管理モデルに由来するPDCAサイクルですが、現在では戦略実行や経営管理、調達・生産・営業など各機能の業務改善に至るまで幅広く利用される「改善プロセスのお作法」ともいうべき、基本的なフレームワークです。(野村総合研究所HPより引用)
PDCAサイクルの各段階の説明が入りましたが、実際の例を用いて説明しましょう。
ここでは「練習場でスライスを直そうとしている場面」を想定します。
例)スイング改善@練習場
P(Plan:計画)→「Youtubeによると、スライスの原因はクラブがカット軌道で入るかららしい。なら、それを改善できるとYoutubeで紹介されていた『べた足ドリル』というものを今日は試してみよう!」
D(Do:実践)→「『べた足ドリル』を実践だ!動画で言われていたように100球集中して打つぞ!」
C(Check:測定・評価)→「ドリルを実践したら、カット軌道が治ってきて、スライスもある程度収まってきたぞ。でも、まだ、スライスが出てしまうことがある…。そういえば、カメラで撮ったスイングを正面からとった時、インパクトで体重が左寄りになりすぎていたように見えた気がするな?どうやら、Youtubeによるとこれもスライスにつながるらしいぞ」
A(Action:対策・改善)→「インパクトで体重が左寄りすぎてしまうのを修正するドリルがYoutubeにあったから、次の練習ではこれをやってみよう!忘れないようにメモだ」
このように、まずは自分のミスの原因を考える。次に原因解消のための練習を考え実行する。その結果を受けて、次回どうするかを考える。
これが練習においては大事なわけです。
そして、ここにスマホをどう活用するか。
メモの使い方
メモについてです。これはもちろん、PDCAの各段階を記録するのに使います。
カメラの使い方
これは自分のスイングを撮影、あとで見返すために使います。
具体的には、Checkの際に自分のスイング動画をスローで確認し、ドリルの目標が達成できているか、お手本のスイング動画と比べて変なスイングになっていないかを検証します。
この際、打席の後ろ側からと、できれば正面からの動画も撮りましょう。後ろからの動画は、打席のテーブルにスマホを立てれば撮れると思います。
スマホを立てる際には、スタンドを用いるのも便利だと思います。下の商品はアマゾンで1,000円ほどです。
Youtube
最後にYoutube。Youtubeが最も重要です。これは、Plan・Check・Actionで使います。
初心者の方には、自分のスイングの分析・ミスの原因分析ってハードルがだいぶ高いですよね?
専門用語もよくわからないと思います。僕も最初は、「右に曲がるのってなんていうんだっけ?スライス?フック?」っていう感じでした。
そこでYoutubeが重要になってくるわけです。
Youtube上には、プロのスイング動画、レッスン動画が星の数ほど存在しているため、教科書に全く困りません。
そして、専門用語がわからない初心者のかたでも、ミスをしてしまう仕組み・スイングを矯正するためのドリルを見つけられるのです。
上の画像は、「ゴルフ 球 右に出る」と打ち込み、検索してみた結果です。
このように、専門用語を使わなくても、ミスの原因を探ることがYoutubeを用いれば容易にできるのです。
長くなりましたが、何が言いたいかというと…
練習に行くときには、PDCAサイクルでその日の計画・振り返りを行う!
その際にはカメラでスイング撮影&Youtubeで検索が重要!
最後に、わかったことはすべてメモして次回の練習に活かす!
まとめ
・100切りは最短3~4か月あれば可能
・ スマートフォンも用いて効率的に練習を行えば、練習場に足しげく通わなくても100切りは可能
・PDCAサイクルを毎回の練習で回す
・PDCAサイクルの各段階でメモ・カメラ・Youtubeを用いる。特にYoutubeが重要
いかがでしょうか。このように、工夫次第で短期間のレベルアップは可能です。上達して楽しいゴルフライフを送りたい方は、ぜひこの記事を参考にしてみたください。
合わせて、初心者の方向けに以下のようなブログも書いているので、よかったら読んでみてください。